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Channel: 昭和的心の遺産を求めて・・・
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昭和な映画

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キネマ旬報 創刊95周年
 
 【表紙でふりかえるキネマ旬報】が刊行されました。
  キネマ旬報は、1919年7月、4人の同人によって創刊されました。B4アート紙二つ折り
  4ページ。月に3回1の付く日に文字通り旬報紙として発行、その後は終刊・廃刊・休刊 
  の歴史を経て1950年10月に復刊し現在に至っています。
 
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表紙でふりかえるキネマ旬報では、1950年以降に刊行された全冊の表紙が掲載されています。
 
 
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 巻頭ページの特集は、水谷豊さんと原田美枝子さん
お二人とも、素敵に歳を重ねていらっしゃいますねぇ・・・
 
 
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水谷豊さんと原田美枝子さんは、1977年2月下旬決算特別号での表紙を飾りました。
 
 
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 お二人は、1976年公開の「青春の殺人者」で共演。
「青春の殺人者」は、キネマ旬報1976年度ベスト・テンにおいて1位を獲得。
この映画で水谷豊さんは、主演男優賞。原田美枝子さんは主演女優賞を獲得。
 
 
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 当時水谷豊さんは24歳、原田美枝子さんは18歳、供に最年少受賞者でした。
 
 
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 じのコレクションより、当時のキネ旬
 
 
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  青春の殺人者は、1974年に千葉県市原市で実際に起きた親殺し事件を元に映画化された
  もので、撮影も市原市を中心に房総各地で行われています。映画のストーリーとは別に、
  70年代当時の懐かしい房総の風景を見ることも出来ます。製作費は2000万円前後を予定
  していましたが結局3500万円掛かり、監督が1500万円の借金を背負い、水谷豊さんも
  ノーギャラでの出演だったそう。収録曲はゴダイゴが担当、当時サウンドトラックを日本
  のロックバンドが、しかも英語詩で手掛けるのは珍しかったそう。じのさんがこの映画の
  存在を知ったのは5年程前の事。同年公開の犬神家の一族・嗚呼!!花の応援団・愛のコリ
  ーダ等は覚えているんですが、青春の殺人者は知らなかった。そもそもこの映画の上映
  は、日本中で4館だけだったそう・・・公開後は幻的な映画でしたが、現在ではDVD・
  ブルーレイも発売されています。
 
 
                  
 
 
キネ旬表紙最多登場は、高倉健さんの20回。
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「幸福の黄色いハンカチ」は、 高倉健さんの追悼番組でご覧になった方も多いのでは・・・
クライマックスシーンは、何度見ても感動しますねぇ
 
 
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 じのコレクションより、1977年9月下旬号
 
 
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撮影中のスナップ、 警察官役の渥美清さんの人情厚い演技も印象的でしたね。
 
 
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 高倉健さんは、北海道出身のイメージが強いのですが、出身は九州なんだそうです。
 
 
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 驚いたのは、映画の内容が荒筋では無く、全文記載されていたりします・・・
もちろんクライマックスのシーンもです。
 
 
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「青春の殺人者」「幸福の黄色いハンカチ」とも キネマ旬報1977年の表紙です。
 
 
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 じのコレクションより、1977年度のキネ旬
 
 
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 最後に、じのさんが最近購入した雑誌です。
定期購読を含めて月に10冊位は買っていますが、読む時間が無いんです・・・
 
近年、本が売れない時代と呼ばれていますが、本の虫なんて言葉も聞かなくなりました。
それにしても、ブロ友のしらさんは凄いですネ! 月に何冊買ってるんでしょうかねぇ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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