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Channel: 昭和的心の遺産を求めて・・・
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昭和なココアシガレット

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・・・・・昭和な ココアシガレッ・・・・・

  今回は皆さんも良くご存知 オリオンの「ココアシガレット」の紹介です。
  オリオンの「ココアシガレット」は1951年(昭和26年)から発売されている
  駄菓子界のロングセラー商品です!
  
イメージ 1
 
 「シガレット」の名前の通り、タバコの箱を連想させるパッケージは「ピース」を
 意識してデザインされたんだそうです。


イメージ 2

 砂糖・ココア・ハッカを原料にしたタバコ状のラムネ菓子が6本入っています。


イメージ 3

  それではちょっとパッケージの側面を見てみましょう!
  箱には2種類のコメントがありますねぇ
  ひとつは「ハッカの香りとココアの風味が口いっぱいに広がります」ですが
  2011年になって「オリオン株式会社は あなたの禁煙を応援します」に変更
  されているんです。


イメージ 4

 さて、こちらは発売初期の「ココアシガレット」です!
 当時価格は1箱5円で当たり付きだったんですねぇ
 ちなみに当時の物価は、ピース1箱40円・ハガキ1枚5円・コーヒー1杯30円です。


イメージ 5

  ピーク時には年間1.800万個も出荷されていたとは驚きの数字! 
  当時のこども達からの人気振りが窺えますねぇ
  ※画像中身のシガレット菓子は現在の物を使用しています。


イメージ 6

 もともと「ココアシガレット」は他社が喫煙の前に食べる大人向けのお菓子として
 売り出された商品で、複数のメーカーから「ココアシガレット」と名の付くお菓子
 が発売されていたんだそうです。
 その中で、こども向けの「ココアシガレット」を開発したのはオリオンだけでした。


イメージ 7

        他社から発売されていた「ココアシガレット」の例


イメージ 8

        他社から発売されていた「ココアシガレット」の例


イメージ 9

        他社から発売されていた「ココアシガレット」の例


  「ココアシガレット」が発売開始された昭和26年頃は、戦後の物資配給や
  価格統制がなくなり、嗜好品も徐々に登場するようになり明治製菓からは
  「明治ミルクチョコレート」の製造を再開。ロッテから「ベースボ―ルガム」
  が発売され、不二家の「ミルキー」が登場したのもこの年からでした。


イメージ 10

  一時期「喫煙を煽る」という抗議から、発売を自粛していた時期もあったそう
  


愛煙家のあなた!

禁煙の際には、ココアシガレットいかがでしょう!!






さて、今夜はドリフの番組で楽しみましょうかねぇ・・・(^^










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