昭和な パイプチョコレート
皆さん覚えていますか? 昭和な頃、駄菓子屋で売っていたパイプチョコレート。
パイプの形をしたビニール製の容器、中にはペースト状のチョコレートが入って
いて、赤いキャップを外してチューチュー吸って食べる系の駄菓子でした。
愛知県名古屋市のクラウン製菓から発売されていた「チョコレートパイプ」
パッケージの絵は、パイプをくわえたチンパンジーの水夫がモチーフです。
中身入りのデッドストック品 1箱50本入りで、当時価格は1本20円
中身のチョコレートペーストは硬化せず、良い保存状態です。
画像一番下が「マドラス・チョコ」、中央が「マドロスパイプ」で当時物のデッド
ストック品、一番上が7年程前に駄菓子屋で購入したパイプチョコレートです。
パイプ容器の造形に違いがあるものの、金色のテープに赤いキャップは共通の
デザインだったようです。
くわえパイプといえば当時人気のアニメ「ポパイ」を連想しますが、商品名に
多様されたマドロスパイプとは、火皿の大きい形のパイプを船員(マドロス)
さんが使用していた事から付いた名称なんだそうです。
最近では駄菓子屋でも全く見掛けなくなった「パイプチョコレート」ですが、
ネットで調べてみると、2013年頃には販売終了しているようです。
駄菓子製造メーカーが集中した愛知県名古屋市では、パイプチョコレート
と名が付く類似品が数多く製造されていたようです。
なつかしい駄菓子も知らないうちに消えてしまっているんですねぇ・・・