昭和なデューク・エイセス
1955年に結成された男性コーラスグループ「デューク・エイセス」が、2017年
12月をもって、62年の活動に幕を降ろしました。
デューク・エイセスの代表曲のひとつ「女ひとり」 1965年リリース
♪京都~大原三千院♪の歌の出だしで有名ですね
歌詞には、京都の三千院、高山寺、大覚寺の三つの寺院が登場。
この三つの寺院は、じのさんの高校時代の修学旅行のコースでした。
1963年に「おさななじみ」が大ヒット!その他には、ザ・ドリフターズの歌唱でも
有名になった「いい湯だな」を始め、「女ひとり」やガマガエルに扮したユーモラスな
歌唱の「筑波山麓合唱団」などが「日本のうた」シリーズとしてリリースされました。
「日本のうた」シリーズは、作詞が永六輔さん、作曲がいずみたくさんによるもので、
日本各地を二人で旅をして、その土地の風情を織り込んだご当地ソングです。
1963年リリースの「おさななじみ」
レコードジャケットの色合いに時代を感じますね
デューク・エイセスは、「鉄人28号」「遊星少年パピィ」「ララミー牧場」など、
数多くのテレビ主題歌も担当。
CMソングでは、光る~光る東芝~♪ ニッセイのおばさん自転車で~♪
パンシロンでパンパンパン♪など、皆さんご存知のCMも多数歌っています。
じのさんのレコードコレクションをチェックしていたら・・・
我が君津市の「君津市民の歌」や、1973年の夏に千葉県で開催された若潮国体の
「若潮国体音頭」や、以前ブログで紹介の「カローラの唄」もデューク・エイセス
による歌唱でした。当時は、○○市の歌や、校歌、音頭などのご当地ソングも
数多く歌っていたようです。
62年の活動の間には、メンバーチェンジもありましたが、創設メンバーの
谷さんは、この先お客さんから「デュ―クも落ちたねえ」と言われたくない。
まだ声が出ているうちに辞めたいとテレビ番組で言っていましたねぇ
デューク・エイセスの歌を今改めて聞くと
日本人が忘れかけている潜在的な心を呼び起こしてくれる
そんな想いを感じました・・・