ふたりの愛ランド
ふたりのアイランドは、1984年4月にリリースされた石川優子さんとチャゲさんの
コラボレーション・シングルで、’84 JAL沖縄キャンペーンのテーマソングでした。
当初、石川優子さんとチャゲ&飛鳥のチャゲさんとの突然のコンビに
少々違和感を感じていました。
たぶん同じ事務所同士で即席で作られたのだろうと思っていたのですが・・・
実は、ヤマハ音楽振興会にJALからキャンペーン・ソングの依頼があった際、
以前からチャゲさんをボーカルとして売り出す機会を狙っていて、
チャゲさんの作った「ふたりの愛ランド」に決まったのでした。
そこで前年にJALのキャンペーン・ソングを担当していた石川優子さんとの
コンビが実現したという訳です。
沖縄の夏をイメージしたアップテンポなデュエットは、たちまち大ヒット!
レコードの累計売上45万枚、「ザ・ベストテン」では最高2位を獲得しました。
「ふたりの愛ランド」の「愛ランド」は「アイランド」をもじったもの。
当初歌詞は、「夏 夏 ナツ ナツ ココナッツ」となっていたそうですが、沖縄に
「ココナッツ」はないため、「ここは夏」の「ココ夏」に変更されたそう・・・
チャゲさんは当初、この曲は男女のデュエットを想定しないで、自分の歌いやすい
キーで作曲したため、その後のキーの合わせ方にかなり苦心したそうです。