■ ■ ■ 詩の中の女の子 ■ ■ ■
二人きりの透明なエレベーターで
街を見下ろして
二人は
言えない恋を抱きしめた
言えない恋の行く先は
お互いの心だったので
言えない恋は
言わずにすんだ
そして
二人きりの透明なエレベーターに
それからは 守られた
あなたが私にとって大切な人であることが
あなたにはわからないかもしれないけれど
わたしには わかる
きみと会えてよかったと思える恋でも
僕たち以外の何かの力を持って
この場所にとどまることはできない
僕の願いを果たすために
駆けだす一足一足が
たとえ僕たちを遠ざけることになっても
それはそれで仕方ないのだから
私は夢を見たことがないので
あなたの瞳に憧れます
私は恋をしたことがないので
あなたの涙に憧れます
私は迷ったことがないので
あなたの言葉に憧れます
私は失ったことがないので
あなたの全てに憧れます
追いかけることをやめる時
私たちは未来に希望をみいだすだろうか
1980年代後半、私はある詩集に感化されました。
その詩集に出てくる写真の女の子が、まるで話しかけているような・・・
私は名前も知らない写真の女の子が、とっても気になっていた
やがて、女の子は歌手としてデビューしたのですが・・・
さて、写真の女の子は誰なのかお解りですか?