おいしい おいしいダネイホン♪
栄養満点ダネイホン♪
まんぺい印のダネイホン♪
2018年10月から、NHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」が始まりました。
日清食品の創業者、安藤百福とその妻仁子をモデルに大胆に脚色された
夫婦の愛の物語がくり広げられていますね。
その中で、今回は「ダネイホン」について記事にしたいと思います。
「まんぷく」第65話より 街頭に貼られた「ダネイホン」のホーロー看板
大量注文により「ダネイホン」の缶詰め作業に追われる社員たち
安藤百福氏が泉大津の旧造兵廠跡地の払い下げを受け製塩事業を始めたのが
1946年(昭和21年)4月のこと。翌年、名古屋に中華交通技術専門学院設立。
そして1948年(昭和23年)大阪府の泉大津市に国民栄養科学研究所を設立し、
病院用栄養食品「ビセイクル」を開発。安藤百福氏は牛や豚の骨からタンパク
質を多く含むエキスを抽出することに成功。その栄養豊富なエキスを練り込
んでペースト状にした栄養食品「ビセイクル」を発明しました。
「ビセイクル」の品質は、厚生省に評価されることとなり、病院でも使われ
安藤百福氏の食品加工最初の作品だと言われています。
そう、ドラマ「まんぷく」に登場する、「ダイネホン」とは「ビセイクル」の事
で実在していたのです。
ドラマ内で使用されている「萬平印のダネイホン」のホーロー看板
道頓堀の「くいだおれ太郎」をイメージされるような衣装がインパクトあります
このホーロー看板は良く出来てますね、じのさんのコレクションに欲しいです。
NHK大阪放送局の小道具さん、是非1枚ください!(^^
ですが・・・
「ダネイホン」が開発されたとされる1948年(昭和23年)当時は、ホーロー看板に
人物等の写真をプリントする技術はまだなく、文字や絵をホーローで表現した
ものでした。人物がプリントされたホーロー看板は1965年(昭和40年)大塚製薬
から発売された「オロナミンC」のホーロー看板になってからのことです。
まぁまぁ そんな話は置いといて、素直にドラマを楽しみましょうね!
大塚製薬「オロナミンC」のホーロー看板
「オロナミンC」のホーロー看板は、ホーロー看板が衰退し始めていた
昭和40年に登場。「ダネイホン」のホーロー看板の元ネタでしょうか?
大塚食品「ボンカレー」のホーロー看板
ボンカレーは今年で発売50周年を迎えました。